サンワのコラム

基礎化粧品・洗顔・枠練り石鹸の専門家、
サンワ・ウイングスがちょっとためになる豆知識をご紹介。

美容院
美容院にもサブスクの波が押し寄せる

モノ消費からコト消費へ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。私たちの消費スタイルがモノを所有することからコト(サービス)を体験するように変化した、という意味で使われる言葉です。ここ数年で一気に浸透した感のある通称「サブスク」、サブスクリプション型サービス、あなたも一つくらいは契約しているのではないでしょうか。音楽や動画の配信サービス、本や雑誌の読み放題サービスなどすぐに思いつくサブスクがいくつもありますよね。最近ではこのサブスクが美容院にも登場していま

ヘアオイルの種類と特徴を知る

パサつきがちな髪を保護し艶を与えてくれるヘアオイル。ドラッグストアなどでは数えきれないほどの種類の商品が販売されていて、どれを買おうか悩んだ経験はありませんか。ブランドや香りが好き、キャッチコピーにひかれて、など選ぶ決め手は人により異なりそうですが、オイルそのものに着目して選ぶのも一つの手ですよね。そこで今回はヘアオイルについての豆知識をご紹介します。 植物性、動物性、鉱物性の違い 一口にヘアオイルと言いますが、植物性、動物性、鉱物性と大きく分けて3つのタ

カラーシャンプーで髪色長持ち

美容院で好みの髪色が実現するととても嬉しいものです。ただその場では完璧だと思った色味であっても、日を経るごとに退色してしまうことは避けられません。退色の過程も含めて楽しめれば一番ですが、できれば好みの髪色を長く保ちたいですよね。そこでおすすめなのがカラーシャンプーです。 髪に色素を補給 カラーシャンプーには一般的なシャンプーには含まれていない「染料」が含まれています。この染料の色素を髪に補給することで、ヘアカラーの色持ちがよくなります。カラーシャンプーを使

コロナによる美容院へのニーズの変化

コロナ禍でステイホーム、不要不急の外出自粛が叫ばれた2020-2021年。2019年よりも美容院に行く回数が減った人が多かったかもしれませんね。2021年11月現在ワクチン接種率は70%を超えたものの、やがて第6波が来るのではないかという不安もあり、コロナ前の生活に戻る見通しは立ちません。どの程度の密を避けるべきなのか、どこまで人と会うのを控えるべきなのか。一律に基準となる数字はなく、皆がそれぞれそのラインを探っていると感じられます。今回はそんなコロナ後の

チラ見せが素敵!イヤリングカラーの魅力

そもそも「茶髪」がもはや死語かもしれませんが、「茶髪」という言葉が一般的になったのは1990年代半ばだと言われています。昭和の時代には髪が茶色というだけで不良のイメージがありましたよね。現在40代半ばを超える年代だと、若かりし時代を黒髪で過ごした人も多いでしょう。今でこそ白髪染めを含めて自由な髪色が選べる時代になりましたが、頭のどこかに極端な髪色はちょっと…という壁を無意識に作ってしまっているとしたらもったいないことです。 耳周りだけのアピールカラー そこ

正常な抜け毛を気に病む必要はない

朝起きると枕に数本。洗面所にも数本。部屋の床もよく見たら抜け毛が落ちている。ブラシをかけたらまた数本、シャンプーすると数本じゃ済まなくて数十本。その後のタオルドライでもドライヤーでも結構抜ける。こんなに抜けて、髪の毛は大丈夫だろうか!?などと感じたことはありませんか。髪の毛の悩みはさまざまですが、抜け毛を気にしている人、悩んでいる人も多いですよね。「抜け毛」と聞くと悪いもののように考えがちですが、抜け毛のすべてが病的で悪いというわけではありません。実は「正

縮れた白髪を見つけても抜かないで!

髪をかき分けたときチラリと光る白髪を見つけると残念な気持ちになりますよね。それがまっすぐな白髪であればまだしも、チリチリ・ウネウネしている白髪だったら残念さも倍増です。加齢が原因ならば受け入れるのも一つの手ですが、早々に美髪をあきらめてしまうのはもったいない!今回は白髪が縮れてしまうメカニズムと対処法について考えてみましょう。 白髪が縮れる原因 黒髪よりも白髪が縮れやすくなってしまうのは以下のような原因からだと言われています。ひとつには、白髪の組成の問題が

ナイトキャップが髪に良い3つの理由

ヘアケア効果が高いのに、今一つ日本では流行らないナイトキャップ。童話「赤ずきん」の中でオオカミがおばあさんに変装する際にかぶっていたアレがナイトキャップです。古い洋画や海外ドラマの中でも見かけたことがあるかもしれませんね。「見た目が恥ずかしいかな」と感じる気持ちも分かりますが、それでもナイトキャップをおすすめしたい強い理由があります。ナイトキャップが髪に良い3つの理由+αをご紹介します。 摩擦・乾燥・寝癖を防ぐ 一晩寝ている間にどのくらい寝返りを打っている

ありのままの髪色を楽しむ「グレイヘア」の魅力と難しさ①

2018年5月、フリーアナウンサーの近藤サトさんが久しぶりにテレビに出演しました。その姿がグレイヘアだったことが大変話題になったことが記憶にあるでしょうか。「グレイヘア」はこの年の流行語大賞にもノミネートされましたね。自分がグレイヘアを取り入れるかどうかは別として、グレイヘアという言葉の認知度はこれを機に一気に高まったようです。 ほったらかし≠グレイヘア 白髪染めをやめればグレイヘア、というイメージもありますが実際にはそう単純なものではありません。あなたが

おしゃれ染めで白髪は染まる?

今の髪色、何色ですか。全く染めていない黒髪のままという人はひょっとすると少ないかもしれませんね。現在では白髪・黒髪を問わず、ヘアカラーで自分好みの髪色にするというのは非常に一般的なことになっています。 セルフヘアカラーの歴史 自宅で髪を染めるヘアカラーの歴史は白髪染めから始まります。1985年ごろには現在と同じような2剤式ヘアカラーが発売されていますが、髪の痛みや退色後の赤みなどで満足できる仕上がりにはならなかったようです。1990年、今からほんの30年ほ