ヘアトリートメント流す流さない問題
髪のダメージが気になるならぜひ使ってほしいトリートメント。しかし、一口にトリートメントと言っても星の数ほど商品があり、選ぶのに苦労してしまうかもしれません。
そこでまず今回は、トリートメントをインバス(洗い流す)とアウトバス(流さない)に種類分けしてその特徴を把握しましょう。
インバス(洗い流す)トリートメント
インバスの字のごとく、お風呂の中で使う洗い流すトリートメントです。
インバストリートメントの特徴は、何といってもその高い補修力。洗髪後のキューティクルが開いた状態の髪に塗布するため、内部まで補修成分が浸透します。
言ってみれば、「飲み薬」のように内側からの改善を目指せるわけですね。
使用するにあたっては塗布時に頭皮につけない、流すときに背中などに残らないように注意しましょう。インバストリートメントは皮膚に残るとトラブルの原因となることがあります。
さらにインバストリートメントは毎日使えるデイリーケアのものと週に1~2度使う集中ケアのものに分けられます。商品の裏書に推奨する使用頻度が記載されていますので、それに従いましょう。
集中ケアのものは効果が数日続くように作られているため、毎日使うと髪が重くなってしまいます。
デイリーケアのものは、基本的にはシャンプーすれば落ちてしまいますので、毎回使うのがおすすめです。
アウトバス(洗い流さない)トリートメント
アウトバスということで、お風呂の外で使う洗い流さないトリートメントです。
アウトバストリートメントの特徴は、使いたいときに手軽に使えること。効果としては補修というよりも、表面の保護になります。ドライヤーの熱や紫外線から髪を守る働きをしてくれるのです。
手軽に使えることを活かして、入浴後のドライヤー時、朝のスタイリング時と1日に2度使いするのも良いでしょう。髪が重くなりすぎないように、夜はミルクタイプ、朝はオイルタイプなど種類を交えて使うのもおすすめです。
インバストリートメントが「飲み薬」だとすれば、アウトバストリートメントは「塗り薬」のイメージですね。
インバストリートメントとアウトバストリートメントは、効果が異なりますので、どちらがおすすめと一概にいうことはできません。どちらかではなく、目的に応じて両方を併用し、より美しい髪を目指したいですね。