シワのない唇へ！NG行為とケア方法とは

顔のパーツの中で唯一色味がありパッと目を引く唇。毎日のスキンケアの中で、特別な唇ケアをしていますか？
唇は皮膚というよりも、粘膜にちかい構造をしています。汗腺や皮脂腺がないので天然のバリアである皮脂膜を形成することができません。顔のほかの部分よりも敏感で繊細だという意識をもって、優しくケアしましょう。

舐めない、むかない、こすらない

唇への三大ＮG行為は「舐める」「皮をむく」「こする」です。頭では分かっていても、ついやってしまいがちなこれらの習慣は確実に唇にダメージを与えます。
しかし「またやってしまった…」と落ち込んでいる暇はありません。唇はほかの皮膚に比べて非常にターンオーバーが速く、数日から1週間程度と言われています。ケアを始めれば比較的早く結果が表れてくるのが唇の良いところ。今日！今日ケアを始めましょう。そうすれば、来週にはきれいな唇になるのも夢ではありません。
具体的なケア方法としては、まずはリップクリームで保護するところから始めましょう。特に乾燥が気になる場合には、より油分が多く密着性の高いリップバームを使うのも良いですね。敏感肌の人であれば、リップクリームに含まれる成分自体が刺激になることもあるので、ワセリンという選択肢も検討してみてください。
荒れがひどく気になる場合には、リップクリームをつけたあとラップなどをはりつけて10分ほどパックしましょう。ほんの10分ですが、唇がふっくらと柔らかくなって驚くほどの効果があります。
メイクの際には下地またはリップクリームを最初に塗ることも重要です。顔の肌にいきなりファンデーションをのせないのと同じで、リップメイクにも下地が必要となります。またリップメイクを落とす際にこすらないようにすることも大原則です。できれば専用のリムーバー、あるいは化粧用オリーブオイルなどをコットンに含ませ、優しく拭き取りましょう。
乾燥してカサカサになった皮がめくれてくるとむきたくなってしまうものですが、そこはぐっとこらえてください。リップクリームで保護し、自然にはがれ落ちるまで我慢です。

コロナ禍の現在、マスク着用が必須な社会情勢となっており、紫外線に弱い唇にとってはマスクが守ってくれている状況とも言えます。今のうちに唇ケアをマスターし、晴れてマスクを外せる社会になった暁にはふっくら唇を披露できるといいですね。