広がるオートミールの可能性

最近オートミールが大人気です。日本に伝わったのは実は古く明治時代だそうですが、なぜ今になって大注目なのでしょう。

低糖質・栄養豊富・簡単調理

オートミールとはオーツ麦(カラス麦、燕麦)をすぐに食べられるように加工したものです。日本でよくみられるのはロールドオーツと呼ばれる、もみ殻を取ったオーツ麦を蒸してから平たく伸ばして乾燥させたものがメジャーです。
以前はオートミールと言えば、牛乳で煮たミルク粥一辺倒でしたね。海外での一般的な調理法で「ポリッジ」と呼ばれ、朝食として定番です。ただ日本ではご飯とみそ汁の和食でもなく、パンとコーヒーの洋食でもなく、味も劇的においしいわけでもないということで、定着していなかったようです。
 しかしここへきて、「米化」と呼ばれるように白米の置き換え食としてオートミールは脚光を浴びています。牛乳ではなく水やだし汁を加えて煮ることで雑炊やお粥の感覚で違和感なく食べられるのです。しかもオートミールは低糖質な上に食物繊維や鉄分、カルシウムなど美容と健康に嬉しい栄養が豊富。さらに水を加えて数分レンジにかけるか煮るだけですぐに食べられるので、炊飯よりもずっと手軽な調理です。長期保存ができ、思い立って数分でさまざまな味付けに調理して食べられる食材という意味ではとても貴重です。

アレンジ自在

オートミール自体にはあまり癖がないので、どのような味付けにしてもおいしく食べられます。
 定番なのは粥・雑炊です。1食分の目安は30gほど。少なく思えるかもしれませんが、3~5倍の水で煮るとぐっと嵩が増えます。吹きこぼれないように大きめの器に入れ、電子レンジを利用すれば鍋を洗う必要もなく大変手軽です。一人分の鍋の素やお茶漬けの素を利用して、少しずつ残ってしまったような肉類、ネギや野菜、キノコを入れれば大満足の一品になりますね。
 雑炊にするよりも水分を減らして加熱して白米の置き換えとして食べるのも人気です。炊き込みご飯やチャーハン、オムライスなど全体にしっかりした味がついているメニューがおすすめです。
 購入すると高いと感じがちなグラノーラオートミールとドライフルーツやナッツで自作すれば、安く食べられます。市販品では甘すぎると感じる場合も自作であれば甘味のコントロールは自由自在。好みの材料とメープルシロップを混ぜ合わせてオーブンで焼き上げる手作りグラノーラで一日を始められれば元気が出そうですね。
 そのほかホットケーキやクッキー、スコーンに加えると栄養価がアップし、食感に変化が出て飽きずに楽しめます。ネット上にもたくさんのレシピがありますので、検索してみてくださいね。

・・・

私たちサンワ・ウイングスでは、 肌の調子を整えるスキンケアアイテムのOEM(受託製造)をいつでも承っております。小ロットのお申し込みも大歓迎です。規模に関わらず、全力でお客さまをサポートいたします。
ご相談やご不明点などはお気軽にお問い合わせください。
https://www.sanwa-c.co.jp/contact/