スクワットで効率よく運動不足を解消しよう
運動、足りていますか。自信をもって「自分は十分な運動ができている」と言える人はもしかすると少ないかもしれません。仕事柄動かざるを得ない人は幸いです。逆に仕事では全く運動量を確保できず、さらにテレワークが導入されたことで貴重な運動と言えた通勤が減ってしまった人々は運動不足に悩んでいるケースが多そうですね。
美と健康の3つの土台は栄養、睡眠、そして運動です。運動なくして美肌はない!と断言することはできませんが、日常的に運動習慣がある人が美肌であるというケースは数限りなくあります。
そこで今回は自宅で効率よく運動不足を解消する方法についてお伝えしましょう。
大きな筋肉群を動かすことで効率的な運動を
人間の身体で一番大きな筋肉は大腿四頭筋、太ももの筋肉です。その次に大きいのは大殿筋、お尻の筋肉です。太ももとお尻がトップ2ということから、下半身の筋肉の重要性がわかります。
運動不足を感じている人は圧倒的に一日の歩行数が少なく、この下半身の筋肉が衰えている場合が多いのだそう。
そこでおすすめなのがスクワットです。スクワットは全身運動で消費カロリーが大きいのですが、特に前述の大腿四頭筋、大殿筋に加えハムストリングを効果的にトレーニングすることができます。膝をどこまで曲げるか、片足ずつか両足揃えてか、ダンベルなどのトレーニング機器を使用するかなどで多様なやり方があり、運動強度もさまざまです。
姿勢の意識の仕方でも運動強度は変わりますし、どの種類のスクワットが効果的かは関節の硬さや基礎体力などにより個人差が大きいものです。また姿勢が悪いと膝や腰に負担がかかってしまうこともあるので、自分に合うやり方を注意深く探ってみてくださいね。
インターネット上で検索すれば、スクワットのやり方を解説するページは見切れないほどヒットしますので、これを使わない手はありません。自分のスクワットをスマホで動画撮影して、動画で解説しているものと比較するなどして活用してみましょう。
休み休みでも継続することが重要
さあやるぞ!と始めても、それを3日、5日、1週間と毎日継続するのは大変困難です。せっかくの「運動したい」という気持ちが「運動しなければならない」という義務感に変わってしまうと、途端に継続が難しくなってしまってもったいないですよね。
そこで週に数回できれば上出来、という緩いラインを設定してみましょう。「今日できなくて明日もできなくても、明後日にできればいいかな」というスタンスであれば、初めの「運動したい」というモチベーションを保てる可能性が高くなります。
間が空いてしまっても、「またやってみようかな」と思えたらその気持ちを逃さずぜひ再開してみましょう。できなかった日のことを振り返るよりも、今やろうとしている、やっているということが大切なのです。
効率よく運動不足を解消するためにスクワットはおすすめです。ただ運動不足を解消する手段はスクワットだけではありませんし、膝や腰を痛めている場合にはスクワットが適さない場合もあります。またスクワットをすることで膝や腰に痛みが出た場合には医師に相談するなどし、無理に続けないようにしてくださいね。