濡れたら拭いて塗る！年齢を感じさせない美しい手の秘訣

ネイルに気を配っていつもきれいにしている女性は多いものです。
ところがふと目に入る手の甲は、どうですか。爪の美しさを引き立てる土台として合格でしょうか。
年齢は手に出る、と言われるようになかなかケアが行き届かない手の甲。しかしケアすることで驚くほど印象が変わっていきます。
せっかくスキンケアの習慣があるのに、手の甲がほったらかしなんてもったいない。
ハンドケアのコツをお伝えします。

水は大敵

コロナ禍で頻繁な手洗いが避けられない状況が続いています。感染予防には大切な手洗いですが、肌にとっては過酷な環境であることは間違いありません。
そもそも手や指には皮脂が少ないため、水分が蒸発する際に皮膚の水分まで奪い取られてしまいます。洗剤を使わなくても、水で濡れただけで手指は乾燥してしまうのです。
このため濡れたらしっかりとタオルで水分をふき取ることが大切です。湿ったタオルでさっと拭くのではなく、乾いたタオルで手の甲、指、指の間、爪の周りまで丁寧にふき取りましょう。できればタオルハンガーにかけてあるタオルを使いまわすのではなく、小さなタオルを都度新しくして使えると良いですね。
そもそも手が水に濡れる機会を減らせるならば、それに越したことはありません。食器洗いや雑巾がけなどをするときには、ゴム手袋を使いましょう。
もちろんハンドクリームでのケアも欠かせません。

ハンドクリームはたっぷりと

ハンドクリームを少量手の甲に出し、それを塗り広げる人が多いようですが、実はもっと効果的な方法があります。
ハンドクリームは手のひらに出します。その量は人差し指の関節1つ分～1つ半分とたっぷり。それをまずは手のひらに軽く伸ばし、体温で温めましょう。浸透力が高まりますので、この工程は必須です。
クリームが程よく柔らかくなったところで、両手全体に伸ばし、馴染ませます。指の関節のしわの中まで揉みこみ、乾燥しやすい爪の周りは軽くマッサージするように丁寧にクリームを行きわたらせましょう。
できれば手が濡れるたびにハンドクリームで水分油分を補うのが理想ですが、実際にはなかなか難しいかもしれませんね。
できるなら朝の洗顔後、夜の入浴後に顔のお手入れの延長で手のお手入れまで習慣化したいものです。

年齢を感じさせる手は冷えていることが多いようです。冷える＝血行が悪くなっている状態ですのでぜひ改善しましょう。おすすめはストレッチやマッサージです。手のひらにはたくさんのツボがありますし、中には手指をストレッチしたことで肩から首にかけて劇的に楽になる人もいます。あまりにも冷えてつらいときには、洗面器にお湯を張って手浴するのも良いですね。
終わったあとには、ハンドクリームでのケアも忘れずに。
年齢を感じさせない美しい手を目指して、ハンドケアを続けていきましょう。